マイクロソフトは7日、今月12日に公開が予定されているセキュリティ更新プログラムの概要を発表した。
リリース予定のセキュリティ更新プログラムは、Windowsに影響する「緊急」を含む4件と、Microsoft Officeに影響する「警告」1件。このほかに「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも予定している。
今回の更新プログラムのひとつには、3月に発見された「CreateTextRange」の脆弱性を修正する「Internet Explorer(IE)の累積的な更新プログラム」も含まれている。また、今月4日に更新されたセキュリティアドバイザリによると、セキュリティ以外の更新プログラムとして配布されていた「IEのActiveXコントロールの処理機能の変更」も、今回から同更新プログラムに含まれる予定だ。
(2006/04/07 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/advance.mspx
■マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (912945) Internet Explorer 用のセキュリティ以外の更新プログラム
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/912945.mspx
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