マイクロソフトは10日、5月度の月例セキュリティパッチを公開した。公開された更新プログラムの内容は、もっとも深刻な「緊急」を含む3件で、Microsoft Exchange、Windowsに影響する。
「緊急」のWindowsに影響する項目では、マイクロソフト セキュリティアドバイザリの「MS06-020 Adobe の Macromedia Flash Player の脆弱性により、リモートでコードが実行される (913433)」を修正する。対象となるのはMacromedia Flash Player バージョン 6 またはそれ以前のバージョンで、すでにFlash Playerをアップデートしている場合、問題は解決されている。
【更新プログラムの内容】
[緊急]
・Microsoft Exchange:リモートでコードが実行される脆弱性
・Windows:リモートでコードが実行される脆弱性
[重要]
・Windows :サービス拒否が起こる脆弱性
新たにEvaman、Ganda、Plexusに対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも提供される。
(2006/05/10 ネットセキュリティニュース)
■Microsoft Security ホーム(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx
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