国土交通省関東地方整備局(さいたま市中央区)は15日、同局事務所職員の私有パソコンから、同省主催の研修に参加した研修員連絡先リストが流出したと発表した。
同局企画課によると、流出したのは昨秋開催された研修の参加者44名分のリスト。当該研修には、官公庁職員、自治体職員、独立行政法人職員、高速道路社職員が参加しており、リストには氏名、所属、勤務地情報(住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス)、自宅情報(住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス)が記載されていた。
当該リストは、参加者が研修後の連絡等のために自発的にまとめたもので、事務所職員が自宅のパソコンに保管していたところ、Winnyを介してインターネット上に流出。今月9日夜、内閣官房情報セキュリティセンターからの連絡で発覚した。
(2006/05/17 ネットセキュリティニュース)
■ファイル共有ソフトWinnyによる情報の流出について[PDF](国土交通省関東地方整備局)
http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/kisha/h18/124.pdf