埼玉りそな銀行(本店:さいたま市浦和区)は30日、同行のインターネットバンキングを利用している顧客のパスワードなどが盗まれ、預金口座から10万円が第三者の口座に振り込まれる被害があったことを明らかにした。
同行によると、先月18日、顧客1名の口座から2回に分けて、4万円と6万円の計10万円が他行の口座に振り込まれていた。5月中旬に顧客から届出があり、警察当局に被害届けを提出し捜査を進めている。
同行では、システムから顧客情報が流出したものではないとしており、インターネットバンキングの利用者に対し、心当たりのないメールの添付ファイルは開かない▽不自然なフリーソフトのダウンロードや、不審なWebサイトへはアクセスしない▽不特定多数が利用するパソコンからの取引は行わない▽セキュリティサービスの利用▽利用状況のチェック▽振込限度額の見直しなどをあげ、注意を促している。
(2006/05/31 ネットセキュリティニュース)
■インターネットバンキングでの不正取引について(埼玉りそな銀行)
http://www.resona-gr.co.jp/info/sr_inet.htm