アップルコンピュータは27日(米時間)、Mac OS X 10.4(Tiger)の最新版「Mac OS X 10.4.7」を公開した。5件の脆弱性を修正するセキュリティアップデートのほか多数の機能強化が含まれており、同社は対象となる全てのユーザーに適用を推奨している。
アップデートは、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」による自動インストール、または、同社サイトの「ソフトウェアアップデート」ページからのダウンロード。ダウンロード版には、サーバ用、PowerPC版クライアント用、Intel版クライアント用のパッケージがあり、それぞれ「10.4.6」用の「Delta」と、すべての「10.4」に適用できる「Combo」が用意されている。
【セキュリティアップデートの内容】
AFP:アクセス権の無いファイル名/フォルダ名が漏えいする脆弱性
ClamAV(Clam AntiVirus):コード実行の脆弱性
ImageIOのTIFF画像処理:クラッシュ/コード実行の脆弱性
launchd:ローカルユーザーの特権昇格の脆弱性
OpenLDAP:DoSの脆弱性
(2006/06/28 ネットセキュリティニュース)
■ソフトウェアアップデート(アップル)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/index.html
■security-announce Mailing List(APPLE-SA-2006-06-27 Mac OS X v10.4.7)[英文](アップル)
http://lists.apple.com/archives/security-announce/2006/Jun/msg00000.html