広告代理業のデルフィス(本社:東京都千代田区)が主催し、豊通シスコム(本社:愛知県名古屋市)がシステム管理を行う介護情報サイト「介護情報ほっとライン」の会員1,793名分の個人情報が、海外からの不正アクセスにより外部に流出していたことが10日、明らかとなった。
2社の発表によると、流出したのは2004年10月1日から今年6月23日までに「介護情報ほっとライン」に会員登録した1,793名の会員ID、ログインパスワードとメールアドレス。氏名や住所など個人を特定する情報は流出していない。
流出が発覚したのは今月5日で、メンテナンス作業時に、6月21日から同24日に会員データベースへ3回不正アクセスされた形跡を発見。そのうち2回目の不正アクセスの際に会員情報データベースを参照されたことを確認した。
2社は、流出が確認された会員に謝罪のメールを送り、文書にて新しいログインパスワードを発行するとしている。また、今回アクセスを受けたセキュリティホールについてはプログラムをすでに改修しており、外部機関による情報セキュリティ診断を行って、セキュリティレベルの向上に努めるという。
(2006/07/18 ネットセキュリティニュース)
■介護情報ほっとライン会員情報流出について(介護情報ほっとライン)
http://www.kaigokiki.com/release/release1.html
■会員様情報の流出に関するお知らせ(デルフィス)
http://www.delphys.co.jp/info/index.html