不動産取引の山田建設(本社:東京都大田区)は10日、マンション分譲販売に関する社内データの一部がインターネット上に流出し、流出データの中に顧客314名の個人情報が含まれていたと発表した。
同社によると、流出した個人情報は、横浜市内にあるマンションの分譲販売に関する顧客314名の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど。今年1月ごろに同社の元社員(今年2月に退職)が社内管理データを自宅に持ち帰り、自宅のパソコンに保存していたところ、Winnyのウイルスに感染。4月頃に流出したとみられる。
同社は該当する顧客に謝罪している。また、現在のところ流出した個人情報が不正使用された事実は確認されていないが、そのような事態が発生した場合は同社窓口に連絡してほしいとしている。
(2006/07/18 ネットセキュリティニュース)
■お客様の個人情報流出のお詫び[PDF](山田建設)
http://www.yamada-kensetsu.co.jp/yk_apology.pdf