アップルコンピュータは米時間1日、全13コンポーネント、計26項目の脆弱性を修正したMac OS Xのセキュリティアップデート「Security Update 2006-004」を公開した。
今回のアップデートでは、細工されたウェブサイトや画像ファイルを表示するだけで、任意のプログラムが実行される可能性のある深刻な脆弱性が複数修正されているほか、Bluetooth設定アシスタントのセキュリティ向上も図られており、同社は対象となる全てのユーザーに適用を推奨している。
対象となるのは「Mac OS X 10.4.7/10.3.9 Client」および、「Mac OS X 10.3.9 Server」。アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」による自動インストールのほか、同社サイトの「ソフトウェアアップデート」ページからは、それぞれのパッケージがダウンロードできる。
(2006/08/02 ネットセキュリティニュース)
■ソフトウェアアップデート(アップル)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/index.html
■Security Update 2006-004 について(アップル)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=304063-ja