情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は4日、夏の長期休暇に備えるセキュリティ対策を呼びかけた。
長期休暇中にトラブルが発生した場合、対処が遅れて被害が拡大する可能性があることから、「使用しているアプリケーションのバージョンアップと修正プログラムの適用」「ワクチンソフトの定義ファイルの最新版への更新および自動更新の設定」「ファイアウォールや侵入探知システムに最新のシグネチャファイルを適用」など、確認すべき8項目をあげている。
また、このところ多くの相談が寄せられている「ワンクリック不正請求」などの原因である、スパイウェアによるメールアドレスの盗難および悪用を防ぐための注意点を5項目あげ、「スパイウェア対策5箇条」として専用のページを設けて詳しく解説している。
新種のウイルスの出現や新たな脆弱性の発見に備え、休暇明けに業務に入る前には必ず、ワクチンソフトの定義ファイルの更新やウイルスチェックを行うことなども呼びかけている。
(2006/08/07 ネットセキュリティニュース)
■夏休み前にセキュリティ対策の確認を(IPA/ISEC)
http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert180804.html