内閣府は8日、内閣府またはその職員を送信者としてかたった電子メールが送付されていることを明らかにし、そのようなメールを受け取った場合は開かずに削除するよう呼びかけている。
このなりすましメールの対象は一般の人。内閣府では、予告なく一般の人にメールを送ることはないとし、内閣府またはその職員を名乗る者から心当たりのない電子メールが送られてきた場合は、メール本文や添付ファイルを開かず、削除するよう勧めている。
今回のなりすましメールと似たケースとしては、5月に、航空自衛隊や防衛庁をかたったメールと、日経新聞をかたったメールが確認されており、メールに添付されていたファイルを開くと、ウイルスに感染する恐れがあった。心当たりのないメールが届いた場合、むやみに開かぬよう十分注意したい。
(2006/09/11 ネットセキュリティニュース)
■「内閣府を騙った電子メールについて」(内閣府)
http://www.cao.go.jp/kanbou/060908gisoumail.html
【関連記事:ネットセキュリティニュース】
・航空自衛隊や防衛庁を装う「なりすましメール」に注意(2006/05/19)
・日経新聞かたるウイルスメール出回る(2006/05/26)