島根県は10日、同県中山間地域研究センターのホームページ公開用サーバーが不正アクセスを受け、記録されていた個人情報約6,000件が流出したおそれがあると発表した。
同センターによると、6日午前9時にサーバーの障害を発見し、同日午後1時にサーバーを停止。8日に、不正アクセスの事実を確認した。同サーバーには6,065件分の個人情報が記録されており、センターでは、これまでに情報が流出したという連絡は受けていないものの、その可能性を否定できないとしている。
サーバーに記録されていた個人情報は、「研修・図書管理システム」利用者1,934件、「おいしさ満載ネット」利用者1,098件、「エコロジー農産物推奨PRシステム」利用者1,077件など計7システムの利用者6,065件分で、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、ID、パスワードなどが含まれている。同センターは10日、該当する利用者に事態について通知した。また、不正アクセス防止について早急に強化策を講じ、安全を確認したうえで運用を再開する予定だ。
(2006/11/17 ネットセキュリティニュース)
■中山間地域研究センターのサーバ障害について(島根県)
http://www3.pref.shimane.jp/houdou/press.asp?pub_year=2006&pub_month=11&pub_day=10&press_cd=99AB476E-F289-483F-B443-025CAC44AA07
■ホームページ公開中断のお知らせ(中山間地域研究センター)
http://www.chusankan.jp/