NTT東日本-北海道は16日、同社社員の自宅にある個人所有のパソコンがウィルスに感染し、当該パソコン内に保管されていた顧客情報がファイル交換ソフト「Share(シェア、シャレ)」のネットワーク上に流出していたことが、今月8日に判明したと発表した。
同社によると、流出したのは同社が保有する企業の法人名、住所、電話番号など135件。これまでのところ流出情報の不正使用などは確認されておらず、該当企業へは速やかに連絡し、事情の説明と謝罪を行っているという。
同社では業務関連ファイルの社外持ち出しを禁止していたが、あらためて業務関連ファイルの持ち出し防止、私有パソコンでのファイル交換ソフトの不使用、顧客情報保護に関する社員指導などの徹底を図り、信頼回復に努めるとしている。
(2006/11/27 ネットセキュリティニュース)
■お客様情報の流出に関するお詫びとお知らせ(NTT東日本-北海道)
http://www.ntteast-hokkaido.co.jp/topics/1586.html