マイクロソフトは13日、12月度の月例セキュリティパッチを公開した。公開された更新プログラムは、もっとも深刻な「緊急」を含む7件で、Windows、Visual Studio 2005、Outlook Express、Windows Media Formatが影響を受ける。
【更新プログラムの内容】
[緊急]
・Internet Explorer用累積パッチ:リモートでコードが実行される脆弱性
・Visual Studio 2005:リモートでコードが実行される脆弱性
・SNMP:リモートでコードが実行される脆弱性
・Windows Media Format:リモートでコードが実行される脆弱性
[重要]
・Windows:特権が昇格される脆弱性
・Outlook Express用累積パッチ:リモートでコードが実行される脆弱性
・リモートインストールサービス(RIS):リモートでコードが実行される脆弱性
「緊急」に分類されている Windows Media Format用のパッチを適用すると、今月初旬に複数のセキュリティベンダーから警告が出ていた Windows Media Playerの深刻な脆弱性が修正される。このほか、新たに Beenutに対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも提供された。
(2006/12/13 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフト セキュリティ ホーム(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx
■Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/
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