マイクロソフトは10日、1月度の月例セキュリティパッチを公開した。公開された更新プログラムは、もっとも深刻な「緊急」を含む4件で、Windows、Microsoft Office(Outlook、Excel)Internet Explorerが影響を受ける。
Office2000用のパッチは、「Microsoft Update」からインストールできない。これらのパッチを適用するためには「Office Update」を実行する必要がある。
【更新プログラムの内容】
[緊急]
・Microsoft Excel :リモートでコードが実行される脆弱性
・Microsoft Outlook:リモートでコードが実行される脆弱性
・Vector Markup Language:リモートでコードが実行される脆弱性
[重要]
・Microsoft Office 2003 のポルトガル語 (ブラジル) の文章校正プログラム:リモートでコードが実行される脆弱性
このほか、新たに Haxdoorに対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも提供された。
(2007/01/10 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフト セキュリティ ホーム(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx
■Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/
■Office Update
http://office.microsoft.com/ja-jp/officeupdate/default.aspx