マクロソフトは30日、Windowsの最新バージョン「Windows Vista(ウインドウズ・ビスタ)」の一般向け販売を開始した。
刷新されたユーザーインタフェース「Windows Aero(ウインドウズ・エアロ)」をはじめ、検索機能やセキュリティ機能などさまざまな機能強化が盛り込まれたWindows Vista。今週末にアップグレードを予定している方も多いと思うが、アップグレード前には必ず、使用中のハードウェアやソフトウェア、ウェブサービスなどが、Vistaでそのまま利用できるのかどうかを、各社のウェブサイトなどで確認しておきたい。
Windows 2000/XPがWindows NT系OSのバージョン5だったの対し、Vistaはバージョン6にあたる。実に7年ぶりのメジャーバージョンアップであり、システムの基本仕様は大きく変更されている。ユーザーが過去の資産をそのまま継承できるよう工夫されてはいるが、利用できないものや利用に制限の生ずるものも多く、すべてのユーザーが今すぐアップグレードできるというわけではない。アップグレードにあたっては、システムの互換性や性能に対する慎重な検討が必要だ。
マイクロソフトでは、Windows XP/Vistaユーザー向けの互換性チェックツール「Windows Vista Upgrade Advisor」を提供しており、これを利用すると基本的な互換性と利用可能な機能を簡単にチェックすることができる。ベンダーによっては、すでにVista対応版を用意しているところもあるので、アップグレードを予定している方は、必要なドライバやソフトウェアなどの入手方法も事前にチェックしておこう。
(2007/01/30 ネットセキュリティニュース)
■Microsoft Windows Vista ホームページ(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/default.mspx
・Microsoft Windows Vista アップグレードする前に確認すべき情報
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/buyorupgrade/upgradeinfo.mspx
・Windows Vista Upgrade Advisor
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/buyorupgrade/upgradeadvisor.mspx