ソニーは13日、モニター募集と称し、配送料および保険料等を徴収した上でモニター使用終了後に同社製のテレビ「BRAVIA」をプレゼントするといった内容のメールが出回っていることを明らかにし、メールを送信している業者はソニーおよびグループ各社と関係がないとして注意を呼びかけた。
メールは昨年から出回っており、複数のパターンが存在。「新製品に関するモニターを大手企業から依頼されている」「メーカーは製品開発の向上に役立てる為、現在流通している製品に関する調査をしている」などと、企業から調査を委託されているように装っている。モニターになるには、会員登録料または配送料と保険料を指定口座に振り込むことが条件で、要求される金額は4,800円、14,800円など。また、「○○事務所」と名乗っているにもかかわらず、振込先口座の名義が個人名となっている。
モニター登録の希望者は氏名、住所、年齢、職業、電話番号をフォームに記入してメールで送信するよう求められており、応募の結果、これらの情報とメールアドレスを自ら流出させることになる。他製品のモニター募集をかたる同様のメールが出回る可能性もあるので、十分気をつけたい。
(2007/02/15 ネットセキュリティニュース)
■モニター終了後に当社のBRAVIA<ブラビア>をプレゼントするとうたったメールを発信している業者は、当社及びソニーグループ各社とは一切関係ございません。(ソニー株式会社)
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/ServiceArea/070213/