アップルコンピュータは13日(米国時間)、Mac OS X 10.4(Tiger)の最新版「Mac OS X 10.4.9」と、セキュリティアップデート「2007-003」を公開した。「10.4.9」の対象は「Mac OS X 10.4.0~10.4.8」で、「2007-003」の対象は「Mac OS X 10.3.9」。同社では、対象となる全てのユーザーに適用を推奨している。
今回のアップデートでは、リモートでコードを実行される、アクセス制限を迂回される、DoS攻撃を受けるなど、深刻な影響があるものを含め、30モジュール、45件の脆弱性が修正された。また「10.4.9」には、オペレーティングシステムの全般的な修正のほか、アプリケーションやテクノロジーに関する修正や互換性に関するアップデートが含まれ、適用により多数の機能が強化される。
アップデートは、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」で自動インストールできるほか、同社サイト「ソフトウェアアップデート」からダウンロードできる。
(2007/03/15 ネットセキュリティニュース)
■ソフトウェアアップデート(アップル)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/index.html
■Mac OS X 10.4.7 UpdateのセキュリティコンテンツおよびSecurity Update 2007-003について(アップル)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=305214-ja