アップルは19日、20コンポーネント25件の脆弱性を修正したMac OS X用セキュリティアップデート「2007-004」を公開した。対象となるのは「Mac OS X 10.4.5」および「Mac OS X 10.3.9」のサーバー版とクライアント版。
今回のアップデートでは、無線LAN「AirMac」のドライバや認証サービスの「Kerberos」など多数のコンポーネントにおいて、任意のコードを実行されるおそれがあるなどの危険な脆弱性が修正されており、同社は対象となる全てのユーザーに適用を推奨している。
アップデートは、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」による自動インストールのほか、同社サイトの「ソフトウェアアップデート」ページからは、それぞれのパッケージがダウンロードできる。
(2007/04/23 ネットセキュリティニュース)
■ソフトウェアアップデート(アップル)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/index.html
■Security Update 2007-004 のセキュリティコンテンツについて(アップル)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=305391-ja