IPA(情報処理推進機構)は25日、ゴールデンウィーク前にセキュリティ対策の確認を行うよう注意を呼びかけた。
休暇中は、システム管理者が不在になるため、ひとたび事故が起きると被害が拡大するおそれがある。管理者は、あらかじめ不測の事態が発生したときの緊急連絡体制を整えるとともに、業務用パソコンやデータの持ち出し管理を行う。休暇中に使用しない機器に関しては電源を切り、サーバーの不必要なサービスは停止しておく。
休暇中に会社や自宅で使用するパソコンについては、休暇前にOSや使用しているアプリケーション、ウイルス対策ソフト等を最新の状態にし、重要なデータに関してはバックアップを取っておく。休暇中は自宅のパソコンを使う機会も増えるため、IPAは自宅のパソコン関しても、同様の対策を実施しておくよう呼びかけている。
なお、ゴールデンウィーク明けの9日(水)には、マイクロソフトの月例パッチが予定されている。事前予告が休暇中の4日(金)に行われるので、見落とさないよう注意いただきたい。「ネットセキュリティニュース」では、7日(月)の掲載を予定している。
(2007/04/26 ネットセキュリティニュース)
■ゴールデンウィーク前にセキュリティ対策の確認を(IPA)
http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert20070425.html
■マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/advance.mspx