マイクロソフトは13日、6月度の月例セキュリティパッチを公開した。公開された更新プログラムは、もっとも深刻な「緊急」を含む6件で、Windows、Internet Explorer、Outlook Express、Windowsメール、Visioが影響を受ける。
【更新プログラムの内容】
[緊急]
・Windows Schannelのセキュリティパッケージ:リモートでコードが実行される脆弱性
・Internet Explorer用累積パッチ:リモートでコードが実行される脆弱性
・Outlook ExpressおよびWindowsメール用累積パッチ:リモートでコードが実行される脆弱性
・Win32API(Application Programming Interface):リモートでコードが実行される脆弱性
[重要]
・Visio:リモートでコードが実行される脆弱性
[警告]
・Vista:情報漏えいが起こる脆弱性
[緊急]に分類されているOutlook ExpressおよびWindowsメール用の累積パッチを適用することにより、2006年4月下旬に指摘されていたInternet ExplorerにおけるMHTMLリダイレクトの脆弱性が修正される。
このほか、新たにAllapleに対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも提供されている。
(2007/06/13 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフト セキュリティ ホーム(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx
■Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/
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