マイクロソフトは11日、7月度の月例セキュリティパッチを公開した。公開された更新プログラムは、最も深刻な「緊急」を含む6件。Windows、Office、Excel、.NET Framework、Publisherが影響を受ける。
Excel2000用のパッチは、Microsoft Updateではダウンロードされないため注意が必要。パッチを適用するためにはOffice Updateを実行する必要がある。
【更新プログラムの内容】
[緊急]
・Excel:リモートでコードが実行される脆弱性
・Windows Active Directory:リモートでコードが実行される脆弱性
・.NET Framework:リモートでコードが実行される脆弱性
[重要]
・Office Publisher 2007:リモートでコードが実行される脆弱性
・Microsoftインターネットインフォメーションサービス:リモートでコードが実行される脆弱性
[警告]
・Vistaファイアウォール:情報漏えいが起こる脆弱性
このほか、新たにBuskyに対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも公開されている。
(2007/07/11 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフト セキュリティ ホーム(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx
■Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/
■Office Update
http://office.microsoft.com/ja-jp/officeupdate/default.aspx