アップルは7月31日、16コンポーネント45件の脆弱性を修正したMac OS X用セキュリティアップデート「2007-007」を公開した。対象となるのは「Mac OS X 10.4.10」および「Mac OS X 10.3.9」のサーバー版とクライアント版。
今回のアップデートでは、ブラウザのSafariに影響するコンポーネントやメッセンジャーのiChat、オープンソースのPHPやSambaなどのコンポーネントが修正。コード実行につながる深刻な脆弱性が多数含まれており、同社は対象となる全てのユーザに適用を推奨している。
アップデートは、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」による自動インストールのほか、同社サイトの「ソフトウェアアップデート」ページからは、それぞれのパッケージがダウンロードできる。
(2007/08/02 ネットセキュリティニュース)
■Security Update 2007-007 について(アップル)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=306172-ja
■ソフトウェアアップデート
http://www.apple.com/jp/ftp-info/