マイクロソフトは15日、8月度の月例セキュリティパッチを公開した。公開された更新プログラムは、最も深刻な「緊急」を含む9件。Windows、Office、Excel、Visual Basic、Virtual PC、Virtual Serverが影響を受ける。
Excel2000用のパッチは、Microsoft Updateではダウンロードされないため注意が必要。パッチを適用するためにはOffice Updateを実行する必要がある。
【更新プログラムの内容】
[緊急]
・XMLコアサービス:リモートでコードが実行される脆弱性
・Object Linking and Embedding (OLE)オートメーション:リモートでコードが実行される脆弱性
・Excel:リモートでコードが実行される脆弱性
・Internet Explorer用累積パッチ
・Graphics Rendering Engine(GDI):リモートでコードが実行される脆弱性
・Vector Markup Language:リモートでコードが実行される脆弱性
[重要]
・Windows Media Player:リモートでコードが実行される脆弱性
・Windowsガジェット:リモートでコードが実行される脆弱性
・Virtual PCおよびVirtual Server:特権が昇格する脆弱性
このほか、新たにVirut、Zonebacに対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも公開されている。
(2007/08/15 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフト セキュリティ ホーム(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx
■Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/
■Office Update
http://office.microsoft.com/ja-jp/officeupdate/default.aspx