マイクロソフトは7日、今月12日に公開が予定されているセキュリティ更新プログラムの概要を発表した。
リリース予定のセキュリティ更新プログラムは、Windowsに影響する「緊急」1件と、Windowsに影響するものなど「重要」4件。
【公開予定の更新プログラム】
[緊急]
・Windows:リモートでコードが実行される脆弱性
[重要]
・Visual Studio:リモートでコードが実行される脆弱性
・Windows Services for UNIX, Subsystem for UNIX-based Applications:特権が昇格される脆弱性
・MSN Messenger, Windows Live Messenger:リモートでコードが実行される脆弱性
・Windows, SharePoint Server:特権が昇格される脆弱性
このうち、MSN MessengerおよびWindows Live Messengerの修正パッチはMessengerに組み込まれた機能により自動検出、更新される。
また、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムとして、「Microsoft Update」と「Windows Server Update Services」で1件の公開を予定している。「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースも予定している。
(2007/09/07 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/advance.mspx
■マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2007年9月(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms07-sep.mspx
■9 月のセキュリティリリース (マイクロソフト 日本のセキュリティチームの Blog)
http://www.exconn.net/Blogs/team02/