アップルコンピュータは14日、18コンポーネント41件の脆弱性を修正した Mac OS X 10.4の最新版「Mac OS X 10.4.11」を公開した。同時に、6コンポーネント6件の脆弱性を修正した Mac OS X 10.3.9用のセキュリティアップデート「2007-008」も公開されている。
これらのインストールにより解消される脆弱性の中には、悪用されるとパソコンを乗っ取られるおそれがある深刻な脆弱性も複数含まれている。アップルでは、Mac OS X 10.4.xと、10.3.9の全てのユーザーに、これらの適用を推奨している。
「Mac OS X 10.4.11」と、セキュリティアップデート「2007-008」は、同社Webサイトの「ソフトウェアアップデート」からダウンロードできるほか、Mac OS Xの「ソフトウェア・アップデート」経由でも入手できる。
(2007/11/16 ネットセキュリティニュース)
■About the security content of Mac OS X 10.4.11 and Security Update 2007-008[英文](Apple)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=307041-ja
■ソフトウェアアップデート(アップル)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/