アップルは17日、26コンポーネント、41件の脆弱性を修正したMac OS X用セキュリティアップデート「2007-009」を公開した。対象となるのは、「Mac OS X 10.5.1」および「Mac OS X 10.4.11」。
今回の修正では、SafariのRSSフィードでコード実行のおそれがある問題など深刻な脆弱性が多数修正されているほか、最新版のFlash Player(9.0.115.0)なども含まれており、同社は対象となるOSの全利用者にパッチの適用を推奨している。
アップデートは、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」による自動インストールのほか、同社サイトの「ソフトウェアアップデート」ページからは、それぞれのパッケージがダウンロードできる。
また、Mac OS X 10.4については、13日に複数の脆弱性を修正した「Java for Mac OS X 10.4, リリース 6」も公開されており、JRE 1.4が「1.4.2_16」に、1.5が「1.5.0_13」に、それぞれアップデートされる。
(2007/12/20 ネットセキュリティニュース)
■ソフトウェアアップデート
http://www.apple.com/jp/ftp-info/
■About Security Update 2007-009(Apple)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=307179-ja
■About Java for Mac OS X 10.4, Release 6(Apple)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=307051-ja
■About the security content of Java Release 6 for Mac OS X 10.4(Apple)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=307177-ja