マイクロソフトは9日、1月度の月例セキュリティパッチを公開した。公開された更新プログラムは最も深刻な「緊急」を含む2件で、Windows Vista/XP/2000/Server2003 が影響を受ける。
【更新プログラムの内容】
［緊急］
・Windows：Windows TCP/IP の脆弱性により、リモートでコードが実行される
［重要］
・Windows：LSASS（Local Security Authority Subsystem Service）の脆弱性により、ローカルで特権が昇格される
このほか、新たに「Cutwail」に対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも公開された。
また、Windows用のセキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムを、「Microsoft Update」および「Windows Server Update Services」で5件、「Windows Update」で2件公開した。
（2008/01/09 ネットセキュリティニュース）
■マイクロソフト セキュリティ ホーム（マイクロソフト）
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx
■Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/