アップルは18日、複数の脆弱性を修正したMac OS X 10.4.11/10.5.2用のセキュリティアップデート「2008-002」を公開した。
修正項目は、10.4.11用が21コンポーネント46項目、10.5.2が21コンポーネント61項目。コード実行のおそれのある深刻な脆弱性が多数含まれており、同社は全てのユーザーにアップデートを推奨している。
アップデートは、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」で自動インストールできるほか、同社サイトの「ソフトウェアアップデート」ページからは、それぞれのパッケージがダウンロードできる。
同社は同日、クロスサイトスクリプティングの脆弱性などを修正したウェブブラウザ「Safari 3.1」も公開。Mac OS X用で10件、Windows Vista/XP用で13件の脆弱性が修正されているほか、安定性や互換性、JavaScriptのパフォーマンス改善なども実施されている。
(2008/03/21 ネットセキュリティニュース)
■ソフトウェアアップデート(アップル)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/
■About Security Update 2008-002(アップル)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=307562-ja
■About the security content of Safari 3.1(アップル)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=307563-ja