Mozilla Japanは25日、6件の脆弱性を修正したFirefoxの最新版「2.0.0.13」を公開した。修正された6件のうち2件は、重要度が「最高」の深刻なもので、Mozilla Japanでは、すべてのユーザーに最新版へのアップデートを推奨している。
今回修正された脆弱性のうち、重要度が「最高」と記されているのは、高い特権でJavaScriptを実行してしまう問題と、メモリー破壊を引き起こす問題の2件。いずれも、コード実行につながる深刻な脆弱性だ。これらは、同じエンジンを使用するThunderbirdにも影響があり、準備が整い次第「Thunderbird 2.0.0.13」も公開される予定。
Firefoxの最新版は、Mozilla Japanのウェブサイト、[ヘルプ] の [ソフトウェアの更新を確認]、または自動アップデート機能を通じて入手することができる。
(2008/03/26 ネットセキュリティニュース)
■Mozilla Japan
http://www.mozilla-japan.org/
■Firefox 2.0.0.13 リリースノート(Mozilla Japan)
http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/2.0.0.13/releasenotes/
■Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ(Mozilla Japan)
http://www.mozilla-japan.org/projects/security/known-vulnerabilities.html#firefox2.0.0.13