ソニー・コンピュータエンタテインメント(東京都港区)は27日、PlayStationのゲームソフトのオンライン販売「PLAYSTATION Store」で、利用者のパスワードが第三者に改変された可能性があると発表した。
同社によると、システムの一部に問題があり、パソコンからの特殊な操作により、第三者が一部のユーザーのパスワードを変更できる状態だったことが13日に判明。利用者の登録情報の閲覧や、ウォレットの不正利用などが行われた可能性があるという。登録情報にはクレジットカード番号の全ては表示されないので、クレジットカード番号が第三者に閲覧された可能性はない。
同社では、ただちにシステムを修正するとともに、パスワードが改変された可能性のあるユーザーを割り出し案内を送付した。改変された可能性があるユーザーは、国内ユーザー1,800人を含む2万5,500人。同社では、自身が設定したパスワードで「PLAYSTATION Network」にサインイン可能かどうかを確認するよう案内しており、サインインが可能な場合にはパスワード改変のおそれはないとしている。
(2008/03/28 ネットセキュリティニュース)
■PLAYSTATIONRNetworkをご利用の皆様へのお詫びとお願い(ソニー・コンピュータエンタテインメント)
http://www.jp.playstation.com/info/support/sp_20080327_psn.html