コンピュータ周辺機器のクリエイティブメディア(東京都千代田区)は3月31日、同社ウェブサイトの情報ページの一部が改ざんされたと発表、アクセスしたユーザーはウイルスに感染したおそれがあるとして、対策を呼びかけている。
同社によると、ウェブサイトが改ざんされたのは3月29日(土)の午後5時ごろで、同社は同日夜から30日(日)午前1時半頃に同サイトを閉鎖した。この間に同サイトにアクセスしたユーザーはウイルスに感染したおそれがあるため、同社はウイルス対策ソフトを最新の状態にしてウイルススキャンを実行するよう呼びかけている。
同ウェブサイトはすでに復旧しているが、攻撃の詳細については調査中で、明らかになり次第、同サイトで発表する。
今回の攻撃は昨年から増加しているSQLインジェクションを使ったウェブサイトの攻撃の一つで、これまでにトレンドマイクロやネットショップ運営のサンテクなどがページ改ざんの被害にあっている。マカフィーは先月12日、この攻撃で改ざんされたウェブページは少なくとも1万ページ以上と発表。同25日には日本アイ・ビー・エムISS事業部が攻撃の再開について警告していた。
(2008/04/02 ネットセキュリティニュース)
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