TBS、MBS系で放映中のテレビアニメ「コードギアス反逆のルルーシュR2」の放送前の映像の一部が15日夕方、YouTubeで公開され、ネット掲示板などでは経緯や今後の展開をめぐり一時騒然となった。コードギアス製作委員会とバンダイチャンネルは16日、操作ミスによる誤投稿だったと発表。放送は予定通り行うとしている。
公開されたのは、20日に放送を予定していた第3話「囚われの学園」のラスト4分からエンディングテーマ、次週の予告までの約6分。当該動画は、「BAYSOLI」という登録したばかりのユーザーによって15日17時ごろに投稿。その後ただちに削除されたものの、すでに他のサイトにも転載されてしまい、中には12万を超えるアクセスを集めているところもある。
バンダイチャンネルによると、不正投稿防止の検証用に切り出した映像の一部を、業務委託先のソリッド・エクスチェンジで誤って投稿してしまったという。YouTubeでは、権利者があらかじめ作品を登録しておくと、不正な投稿を自動的に検出して削除するなどの権利者の意向に沿った処理を行う機能を提供している。今回の流出は、この検証作業の過程で流出したものとみられる。
バンダイチャンネルは、再発防止に向けて業務工程を見直すとしており、「放送を楽しみにお待ちいただいた方には、ご心配・ご迷惑をおかけいたしまして、大変申し訳ありません」とコメントしている。
(2008/4/18 ネットセキュリティニュース)
■「コードギアス 反逆のルルーシュR2」第3話の映像の誤操作による漏出について(バンダイチャンネル)
http://www.b-ch.com/
■「コードギアス 反逆のルルーシュR2」 第3話の映像の誤操作による漏出について(コードギアス製作委員会)
http://www.geass.jp/enter/enter.html
■ソリッド・エクスチェンジ
http://www.solidexchange.co.jp/