マイクロソフトは11日、6月度の月例セキュリティパッチを公開した。公開されたセキュリティプログラムは、最も深刻な「緊急」3件を含む7件。Windows、Windows Server、Internet Explorerが影響を受ける。
【更新プログラムの内容】
[緊急]
・Bluetooth スタック:リモートでコードが実行される脆弱性
・IE用累積パッチ
・DirectX:リモートでコードが実行される脆弱性
[重要]
・Windows Internet Name Service(WINS):特権が昇格される脆弱性
・Active Directory:サービス拒否が起こる脆弱性
・Pragmatic General Multicast(PGM):サービス拒否が起こる脆弱性
[警告]
・ActiveXのKill Bitの累積パッチ
(Speech API:リモートでコードが実行される脆弱性)
このほか、新たにCeekat、Corripio、Frethog、Lolyda、Storark、Taterf、Tilcun、Zutenに対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも公開された。
(2008/06/11 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフト セキュリティ ホーム(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx
■Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/