吉本興業(本店:大阪市中央区)は12日、同社のグループ企業が保有する顧客の個人情報1万5836件が、ネット上に流出したと発表した。
サーバー内におかれていた情報が、アクセス権を適切に設定していなかったため、外部から閲覧できる状態になっていた。
同社によると、12日までにメールアドレス1万5836件の流出が確認されており、そのうち1907件が住所と氏名を、11件は電話番号も含んでいた。
同社では今年4月から7月にかけて、当該サーバーの管理会社を切り替える作業を行ったが、その際に設定ミスが生じたという。
「よしもと大ファンクラブ」「よしもと友の会」「チケットよしもと」に関する個人情報は、別のサーバーに保管していたため流出していないという。同社は、流出が確認された顧客に対し、電子メールや手紙で速やかに連絡して謝罪したいとしている。
(2008/11/14 インターネットセキュリティニュース)
■お客様情報の流出に関するお知らせ[PDF](吉本興業)
http://www.yoshimoto.co.jp/release081112.pdf