冠婚葬祭業のサン・ライフ(神奈川県平塚市)は21日、同社社員の私有パソコンがウイルスに感染し、顧客情報など191名分がファイル共有ソフトWinny(ウィニー)を介してインターネット上に流出したと発表した。
同社によると、現時点で流出が確認されているのは同社や同社子会社が保有する個人情報191件。氏名や住所のほか1件には電話番号が含まれており、同社は該当者に対し個別に連絡して、事情の説明と謝罪を行っている。
同社社員がこれらデータを持ち出し自宅のパソコンで作業を行っていたところ、ウイルスに感染しWinnyを介して流出。今月16日夜、ネット掲示板で流出が指摘され、翌日、社員が書き込みに気付いて発覚した。社員のパソコンには、顧客名簿など計1万2000名分の個人情報が保存されており、それらも流出した可能性があるとみて、同社は調査を進めている。
(2008/11/25 インターネットセキュリティニュース)
■お客様の個人情報の流出に関するお詫びとお知らせ[PDF](サン・ライフ)
http://www.sunlife.jp/news/pdf/20081121.pdf