アップルは15日、12コンポーネント21件の脆弱性を修正したMac OS X 10.5(Leopard)の最新版「10.5.6」と、7コンポーネント15件の脆弱性を修正した「Mac OS X 10.4.11」用の「セキュリティアップデート 2008-008」を公開した。
「10.5.6」と「2008-008」では、悪意のあるファイルや画像によって任意のコードを実行されるおそれのある脆弱性や、DoS攻撃を受けるおそれのある脆弱性、ユーザーの証明書が漏えいするおそれのある脆弱性などが修正されている。また、すでにアドビが修正済みのFlash Playerの脆弱性にも対応した。「10.5.6」では、システムの安定性や互換性に関する修正も行われている。同社は、すべてのユーザーにアップデートを推奨している。
Mac OS X 10.5.6およびセキュリティアップデート2008-008は、アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」で自動インストールできるほか、同社サイトの「サポートダウンロード」ページからも入手できる。
(2008/12/19 ネットセキュリティニュース)
■サポートダウンロード(アップル)
http://support.apple.com/ja_JP/downloads/
■セキュリティアップデート2008-008/Mac OS X v10.5.6のセキュリティコンテンツについて(アップル)
http://support.apple.com/kb/HT3338?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
■Mac OS X 10.5.6 アップデートについて
http://support.apple.com/kb/HT3194?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP