情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は4日、同センター職員の私有パソコンがウイルスに感染し、職員の個人的な情報や画像がファイル共有ソフトShare(シェア)を介してインターネット上に流出したと発表した。
流出した情報は当該職員の個人情報やプライベートな画像などで、12月30日頃にウイルスに感染しShareを介して流出したとみられる。IPAによると、これまでのところ非公開の業務情報の流出は確認されていないという。
IPAは情報セキュリティ対策の啓蒙活動を行っており、ファイル共有ソフトを介しての情報流出についても以前より注意喚起を行ってきた。今回、そのIPAの職員の私有パソコンから情報が流出したことで、掲示板に数多くのスレッドが立って異様に盛り上がる「祭り」が発生した。
(2009/01/05 ネットセキュリティニュース)
・IPA職員の私物パソコンによる情報流出について(IPA)
http://www.ipa.go.jp/about/oshirase/20090104.html