アドビシステムズは24日、複数の脆弱性を修正したFlashPlayerの最新版「10.0.22.87」と、10にアップグレードできないユーザー向けの「9.0.159.0」を公開した。
脆弱性が存在するのは、「10.0.12.36」「9.0.151.0」とそれ以前のバージョン。細工されたSWFファイルによってコードが実行される可能性のある深刻な問題が含まれており、サイトを閲覧するだけでパソコンを乗っ取られるなどの危険がある。
Flash Playerの最新バージョンは、同社のサイトからダウンロードできる。また、現在インストールされているバージョンは「Flash Player のバージョンテスト」ページにアクセスすると確認できる。
なお、執筆時点ではバージョンテストページが更新されていないため、「最新のFlash Playerバージョン」として以前のバージョン「10.0.12.36」が記載された状態になっている。最新版は「10.0.22.87」なのでお間違えのないように。
(2009/02/25 ネットセキュリティニュース)
■APSB09-01 : Flash Player update available to address security vulnerabilities[英文](Adobe)
http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb09-01.html
■Flash Player 10のダウンロード
http://www.adobe.com/go/getflashplayer_jp
■Flash Player 9のダウンロード[英文]
http://www.adobe.com/go/kb406791
■Flash Playerのバージョンテスト
http://www.adobe.com/jp/support/flashplayer/ts/documents/tn_15507.htm