医学関連学会の事務局代行業務などを行うオフィステイクワン(名古屋市東区)は25日、同社社員の私有パソコンから個人情報を含む学会情報や企業情報がファイル共有ソフトWinnyを通じて流出したと発表した。
発表によると、流出したのは過去に同社が運営をサポートした一部の学会の主催者や関係企業、案内状を送付するために収集した大学や病院、企業の住所や氏名、電話番号、メールアドレスなど。ほかに、主催者や企業とやりとりした業務連絡メールや学会運営に関する情報なども含まれており、詳細はわかり次第ホームページで公表するとしている。
当該社員は社内規定に反して業務情報を持ち帰り、Winnyがインストールされた自宅のパソコンに保存して作業を行っていたといい、今月1日頃にウイルスに感染し、私的な文書とともに当該データが流出。23日に発覚した。
同社では、該当者に対し個別に文書で謝罪するとしており、今後は私有パソコンの業務利用の禁止やデータ持ち出しの制限強化などを再徹底し、再発防止に努めるとしている。
(2009/02/26 ネットセキュリティニュース)
■情報流出についてのお詫びとお知らせ(オフィステイクワン)
http://www.cs-oto.com/