島根県は26日、県のホームページ(HP)に韓国からの大量のアクセスがあり、約20分間にわたり閲覧しにくい状況になったと発表した。
県によると、同日午後2時頃、公開サーバーに対する不審な通信を検出する装置が異常を知らせた。調査したころ、韓国のプロバイダに割り当てられている複数のIPアドレスを発信元とする大量のアクセスがあり、接続障害が発生していることが判明。該当IPアドレスからの通信を遮断する措置をとり、約20分後に通常通りに閲覧できる状態に回復した。HPの改ざんや業務への支障はなかったという。
県の公開サーバーに対する大量アクセスによる接続障害は、2006年と2007年にも起きており、数日にわたって断続的に続いた2006年には、1日あたり最高200万回を超ええるアクセスが集中。2007年には10数万回のアクセスが県警のHPに集中し、同サーバーを使用している8サイトが閲覧しにくい状態になった。今回の大量アクセスは、これまでとは桁違いの規模で、約20分の間に約650万回が集中したという。
(2009/02/27 ネットセキュリティニュース)
■島根県ホームページへの大量アクセスについて(島根県)
http://www3.pref.shimane.jp/houdou/press.asp?pub_year=2009&pub_month=2&pub_day=26&press_cd=60200C49-2990-4BE8-8CB4-49318CD9DF36