アップルは5月12日、32コンポーネント44件の脆弱性を修正したMac OS X 10.5の最新版「10.5.7」と、22コンポーネント27件の脆弱性を修正したMac OS X 10.4.11用の「セキュリティアップデート2009-002」を公開した。
「10.5.7」と「2009-002」では、悪意のあるWebサイトにアクセスしたり、悪意のあるファイルや画像を開くことによって任意のコードを実行されるおそれのある深刻な脆弱性が複数修正されている。また、すでにアドビが修正済みのFlash Playerの脆弱性にも対応した。「10.5.7」では、システムの安定性や互換性を強化するための修正も行われている。同社は、すべてのユーザーにアップデートを推奨している。
Mac OS X 10.5.7および、セキュリティアップデート2009-02は、アップルメニューの「ソフトウェアアップデート」で自動インストールできるほか、同社の「サポートダウンロード」ページからも入手できる。
(2009/05/18 ネットセキュリティニュース)
■サポートダウンロード(アップル)
http://support.apple.com/ja_JP/downloads/
■セキュリティアップデート2009-002/Mac OS X v10.5.7のセキュリティコンテンツについて(アップル)
http://support.apple.com/kb/HT3549?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
■Mac OS X 10.5.7 Update について(アップル)
http://support.apple.com/kb/HT3397?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP