マイクロソフトは5日、今月10日に公開が予定されているセキュリティ更新プログラムの概要を発表した。
リリース予定のセキュリティ更新プログラムは、Windowsに影響する「緊急」2件、「重要」3件、「警告」1件。Internet Explorer、Word、Excel、Officeに、それぞれ「緊急」1件ずつの計10件。
このほか、「Windows Update」「Microsoft Update」などでセキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムと「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンのリリースも予定している。
なお、先週ゼロデイ攻撃が確認されアドバイザリが公開されたDirectShowの脆弱性については、今回の月例パッチには含まれていない。当面は、下記「サポート技術資料971778」にある自働修正ツール「Fix it」を使い、脆弱性攻撃を受けないよう回避策を実施しておいていただきたい。
(2009/06/05 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/advance.mspx
■マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2009 年 6 月(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms09-jun.mspx
■サポート技術資料971778(マイクロソフト)
http://support.microsoft.com/kb/971778