アップルは5日、複数の脆弱性を修正したMac OS X 10.5の最新版「10.5.8」、および Mac OS X 10.4.11 用の「セキュリティアップデート 2009-003」を公開した。
修正された脆弱性は、「10.5.8」の18件、および「2009-003」の7件。細工された画像を開くと、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行されるおそれのある問題など、深刻な脆弱性が修正されている。
また、「10.5.8」には、7月にリリースされたWebブラウザ「Safari」の最新版4.0.2が同梱されているほか、システム環境設定の「ディスプレイ」パネルに特定の解像度が表示されないことがある問題が解決されるなど、機能を向上させる改善も加えられた。
最新版は、アップデート機能(Macのシステム環境の「ソフトウェアアップデート」)から更新できるほか、同社サイトから無償でダウンロードすることもできる。
(2009/08/07 ネットセキュリティニュース)
■サポートダウンロード(アップル)
http://support.apple.com/ja_JP/downloads/
■セキュリティアップデート2009-002/Mac OS X v10.5.7のセキュリティコンテンツについて(アップル)
http://support.apple.com/kb/HT3757?viewlocale=ja_JP
■Mac OS X v10.5.8 Updateについて(アップル)
http://support.apple.com/kb/HT3606?viewlocale=ja_JP