大阪ガス(本社:大阪市中央区)は23日、業務委託先のパソコンがウイルスに感染し、個人情報を含む同社の工事関連資料が流出したと発表した。
発表によると、流出したのは同社が委託しているガス工事関連資料の一部で、うち11件に顧客の名前や住所が含まれていた。同社がガス導管工事などを委託している美樹工業(本店:兵庫県姫路市)の社員が、会社のパソコンを持ち出し自宅で私用に使っていたところ、今月19日ごろにウイルスに感染し、パソコン内のデータがShareネットワーク上に流出。21日に、同社の業務情報が流出していることが確認された。
同社では委託先に対し、ファイル共有ソフトのインストール禁止やパソコンの社外持ち出し禁止を要請していたが徹底されておらず、情報管理の徹底を再指導し再発防止に努めるとしている。
(2009/10/27 ネットセキュリティニュース)
■業務委託先所有パソコンからの一部個人情報を含む業務情報の流出について(大阪ガス)
http://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2009/1177553_1256.html
■美樹工業
http://www.mikikogyo.co.jp/