NTTコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区)は28日、顧客情報を含む業務関連ファイルが、ファイル共有ソフトのWinny(ウィニー)のネットワーク上に流出したと発表した。
発表によると、流出したのは販売業務委託先の元社員が作成したもので、流出したファイルの中に、同社の法人顧客の連絡先電話番号、担当者名などが17件含まれていたという。
同社では、従来からファイル交換ソフトの利用を禁止しているが、2006年には同社社員と販売業務委託先の元社員から、2007年には販売業務委託先の社員から、顧客情報を含む業務関連ファイルがWinnyを介して流出している。
同社は再発防止に向けて、全社員および委託先に対し情報管理のさらなる徹底・強化を図るとしている。
(2009/10/30 ネットセキュリティニュース)
■お客さま情報の流出に関するお詫びとお知らせ(NTTコミュニケーションズ)
http://www.ntt.com/aboutus/information/info_20091028.html