マイクロソフトは6日、今月11日に公開が予定されているセキュリティ更新プログラムの概要を発表した。
リリース予定のセキュリティ更新プログラムは、「緊急」3件と「重要」3件の計6件。「緊急」にランクされた3件と「重要」2件はいずれもリモートでコードが実行される脆弱性、残りの「重要」1件は「サービス拒否」の脆弱性に関わるものだ。
影響を受けるソフトウェアは、「緊急」と「重要」を含むものが Windows Vista/XP/2000、Windows Server 2008/2003。「重要」を含むものが office XP/2003、2007 Microsoft Office System、Office 2008/2004 for Mac。また、Office Excel Viewer、Office Word Viewerや、Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックも「重要」ランクの影響を受ける。
このほか、「Windows Update」「Microsoft Update」「Windows Sever Update Srevices」および「ダウンロードセンター」で、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンが公開される。
(2009/11/06 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知-2009年11月6日(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/advance.mspx
■マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2009年11月(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms09-nov.mspx