マイクロソフトは4日、今月9日に公開が予定されているセキュリティ更新プログラムの概要を発表した。
リリース予定のセキュリティ更新プログラムは、「緊急」3件と「重要」3件の計6件。「緊急」3件と「重要」2件はいずれもリモートでコードが実行される脆弱性、残りの「重要」1件は「サービス拒否」の脆弱性を修正する。
影響を受けるソフトウェアは、Windows(緊急2件、重要3件)、Office(緊急1件、重要1件)、Internet Explorer(緊急1件)。
Internet Explorer(IE)については先月21日(日本時間)、IE6およびIE7の未修整の脆弱性を証明する実証コードが公開され、マイクロソフトが同24日にセキュリティアドバイザリ(977981)を公開していた。その脆弱性が修正される。
このほか、「Windows Update」「Microsoft Update」「Windows Sever Update Srevices」および「ダウンロードセンター」で、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンが公開される。
(2009/12/04 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知-2009年12月4日(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/advance.mspx
■マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2009年12月(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms09-dec.mspx