国土交通省東北地方整備局 仙台河川国道事務所は8日、同事務所の職員が自宅で使用している個人のパソコンから、ファイル共有ソフトWinny(ウィニー)を介して行政事務情報が流出したと発表した。
同事務所によると、流出したとみられる情報は、2005年から2009年までに作成した予算関係資料や、職場内業務メールなど、43件。そのうち17件に個人情報が含まれている。
同事務所では行政事務情報の自宅への持ち帰りを原則禁止としていたが、情報を流出させた職員は、自宅で作業をする目的でこれらの情報を自宅のパソコンへメールで送信し、保管していた。同事務所では今回の件について詳細を調査し、再発防止に努めるとしている。
(2010/01/12 ネットセキュリティニュース)
■ ファイル共有ソフトWinnyによる行政事務情報の流出について(仙台河川国道事務所)
http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/kisya/kisyah/26131_kisya_preview.html<br>