Mozilla Japanは21日、複数の脆弱性を修正した「Firefox 3.6.7」を公開した。この最新版は、Mozilla Japanのサイト、[ヘルプ] メニューの [ソフトウェアの更新を確認] 、または自動アップデート機能を通じて入手できる。
修正された脆弱性は、メモリ安全性に関するいくつかのバグなど重要度「最高」8件、「高」2件、「中」4件の計14件。
「Firefox 3.6.7」と共通する「最高」「高」「中」あわせて11件の脆弱性を修正した 「Firefox 3.5.11」も同時公開された。しかし、3.5 系のサポートは8月で終了する。そのためMozilla Japanはすべてのユーザーに、最新版への更新を強く推奨している。
なお、「Firefox」と共通したこれらの脆弱性は同じ日に公開されメールソフトの最新版「Thunderbird 3.1.1」と「3.0.6」でも修正されている。
(2010/07/22 ネットセキュリティニュース)
■Firefox 3.6.7
・Firefox 3.6.7 リリースノート
http://mozilla.jp/firefox/3.6.7/releasenotes/
・Firefox 3.6 セキュリティアドバイザリ
http://www.mozilla-japan.org/security/known-vulnerabilities/firefox36.html#firefox3.6.7
■Firefox 3.5.11
・Firefox 3.5.11 リリースノート
http://mozilla.jp/firefox/3.5.11/releasenotes/
・Firefox 3.5 セキュリティアドバイザリ(Mozilla Japan)
http://www.mozilla-japan.org/security/known-vulnerabilities/firefox35.html#firefox3.5.11
■Thunderbird 3.1.1
・Thunderbird 3.1.1リリースノート
http://mozilla.jp/thunderbird/3.1.1/releasenotes/
・Thunderbird 3.1 セキュリティアドバイザリ
http://www.mozilla-japan.org/security/known-vulnerabilities/thunderbird31.html#thunderbird3.1.1
■Thunderbird 3.0.6
・Thunderbird 3.0.6リリースノート
http://mozilla.jp/thunderbird/3.0.6/releasenotes/
・Thunderbird 3.0 セキュリティアドバイザリ
http://www.mozilla-japan.org/security/known-vulnerabilities/thunderbird30.html#thunderbird3.0.6