アップルは24日、7コンポーネント13件の脆弱性を修正したMac OS X用のセキュリティアップデート2010-002」を公開した。対象となるのは、Mac OS X 10.5.8および10.6.4のクライアント版とサーバー版。
アップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」で自動インストールできるほか、同社の「サポートダウンロード」ページから、各OS用のアップデータが入手できる。
今回のアップデートでは、ATS(Apple Type Services)の埋め込みフォントの処理や、CoreGraphicsのPDFファイルの処理でバッファオーバーフローを起こす問題など、コード実行のおそれのある脆弱性が複数修正されており、同社は全てのユーザーにアップデートを推奨している。
(2010/08/25 ネットセキュリティニュース)
■ About Security Update 2010-005[英文](Apple)
http://support.apple.com/kb/HT4312
■サポートダウンロード(アップル)
http://support.apple.com/ja_JP/downloads/